「職場に好きな人がいる」あるいは、「職場恋愛したことがある」という人はどのくらいいらっしゃいますでしょうか。
毎日一緒に仕事をしているうちに、同じ職場にいる女性のことを好きになった…なんて人は結構多いんじゃないでしょうか。
あるいは、入社した時から気になる存在がいる、一目惚れしてしまった!なんて人もいるかもしれませんね。
職場が同じだからこそ、ある心理作用が働いて、恋愛感情を抱いていく、というパターンは結構あるので、さらにそこから進展していけるための、テクニックについてお話していきます。
今回は「単純接触効果」という心理効果を利用するテクニックです。
今まさに、職場に好きな人がいる、すでに社内恋愛を楽しんでいるという男性に参考になるところがあるかと思いますので、ぜひ最後までご覧になってみてくださいね!
目次
職場恋愛する女性にもたらすべき「単純接触効果」って一体なに?
まずこれを少しだけ説明させてくださいね。
単純接触効果とは、アメリカのザイアンスという心理学者が研究発表した理論なんですが、
接触する機会、例えば「会う」「見る」「聞く」などの接触が多ければ多いほど、その物や人に対して好印象を抱きやすくなる、というもの。
簡単に言えば、接触すればするほど好感を持たれる、ということなんです。
例えばこのようなこと、あなたの中で起こったことはありませんか?
〇同じCMを観ているうちに、だんだんその商品が気になってきた
〇欠かさずにドラマを毎週観ていたら、そこに出てくる女優を好きになった
〇全然タイプじゃなかった女性だけど、何度も話しているうちに可愛く思えてきた
などなど。
これもこの単純接触効果によるもので、繰り返し接したことで好感を持ったと言えます。
ではいよいよ、この効果を利用した職場で使えるテクニックをいくつかご紹介します。
初めの3つは職場以外の女性にも活用できますよ。
テクニック①頻繁に会うようにする
まずはその女性の視界に入るようにすること。頻繁にあなたを見かけるように仕向けて、女性に単純接触効果をもたらすようにします。
例えば、その女性の正面にある棚のものを取りに行く、どこかに移動する時に女性のそばを通るようにする、などですね。すると自然と女性の視界に入りますから、女性はあなたを「よく見る」ことになります。
もし可能なら、そこで挨拶程度に声をかけてみると良いですね。
ただし長時間の会話は、まだ浅い関係性なら避けておいた方が無難かも…。会話によって変に印象を悪くする可能性があるので、まずはこの効果を用いて好感を高めていきます。
にっこりして会釈する、なんてことも有効的ですので、もし目が合った時などは試してみてください。
テクニック②出勤や退勤の時間を合わせる
きっと中には「気になる女性と同じ職場だけど、部署が違くて接点がなかなか持てない」という人。あるいは「仕事の内容が違うから、接点が持ちにくい」なんて男性もいますよね。
そんな男性は、出勤や退勤の時間を合わせてみてはいかがでしょうか?
もちろん、その女性が何時頃に出勤しているか、などはそれなりにリサーチしなければいけませんが、偶然を装ってバッタリと会う、近い距離で歩くといったことでも、少なからず効果を発揮します。
また、女性がよく残業をしているという状況であれば、あなたも職場に残ってみる、でも良いですね。その場にいる人が少なくなれば、よりあなたの存在を女性は認知しやすくなりますから、女性はあなたを見る機会が増えるかと思います。
それに残業で残っているとしたら、女性は困っていたり手伝ってもらいたいと思っていたりするかもしれませんよね。そこで「何かできることあれば言ってね?」なんて声をかければ、かなり印象が良くなるでしょう。
テクニック③プレゼントをする
これは、「物で女性の好感を得る」というわけではありません。
確かにプレゼントをもらって喜ぶ女性は多いですが、単純接触効果を活用したこのテクニックは、「自分を思い出させるため」です。
例えばあなたが女性に、デスクに置ける小さな時計をお土産としてプレゼントしたとしますよね。すると、女性がそれを見るたびにあなたのことを思い出すんです。
「見かけていないのに見た気になる」「接点を持っている気になる」と、単純接触効果をそのプレゼントによって発揮できますから、このような方法もアリ!
渡す時に一度接触しますが、その後長期的にそうした意識を与えられるので、何度も接触している時と同じような効果が得られます。
シャイな男性でも、一度の接触であればまだ勇気が持てるんじゃないでしょうか?
「メモ帳」「ボールペン」といった小さなプレゼントでもOKですから、あなたを思い出させるものを何かプレゼントしてみてくださいね。
テクニック④「報連相」を活用して接点を持つ
あなたが女性の先輩である場合、報連相を活用して接点を多めに持つこともできます。
例えば「困ったことがあったらすぐ相談してね」と言ったり、「なるべくこまめに報告してもらえると助かる!」と言っておきます。そうすることで、女性の方から接点を持つようになりますし、何かあるたびにあなたに助けられたりしている女性は「頼りになる!」という好印象も持ちます。
もし立場が逆の場合は、あなたが相談したり報告することを心がけてみましょう。
また、先回りして資料を準備して上げたり、仕事で行き詰まっていることを何か相談してみるのも一つですね。
仕事でもとても大事な報連相ですが、しっかりやっていれば仕事の連帯感も高まるし、お互いの信頼もうまれるので、そこから恋愛に発展していけるケースもあります。
何かプロジェクトで一緒になったときなども、このような効果を狙いやすいと言えます。
テクニック⑤こまめに連絡を取る
この方法は、「これから女性と連絡先を交換する」とか「交換したばかり」という男性におすすめの方法です。
単純接触効果は「会う」「会話する」だけじゃなく、ただ「見る」「聞く」だけでも効果があるのですが、連絡のやりとりの頻度が多くなればなるほど、その効果が発揮されます。
ただし、単純接触効果の効果が最大限に発揮されるのは、最初の「10回程度」と言われています。つまり、この方法で女性に強い好感を持ってもらうには、かなり短期戦になると言えますね。
連絡先を交換した場合はすぐさま行動が必要です。
次に用事ができたときに連絡すればいいや、というのはやめておきましょう。
たとえば、めでたく連絡先を聞けたときは、その場で、「じゃあ一回送ってみるね」などとLINEをその場で送ってみる、などですね。
これをすると、あなたとのスレッドも上部に表示されるので、あなたのことを思い出しやすくなるはずですよ。
職場恋愛において単純接触効果が逆効果になるケースもあるので注意!
女性のタイプによっては、単純接触効果が逆効果に働いてしまう場合があります。
それは、あまり男性と付き合ってもべたべたしたくない、という考え方の持ち主です。
自分の脚でしっかり立っていたい、男性にばかり頼りたくない、といった自立した女性には実は効果はあまり望めません。
そうした女性は頻繁なLINEのやりとりや、仕事中に必要以上の会話を嫌うことがあります。
さらに、仕事中、明らかに忙しそうにしているのに声をかけたり、自分の存在をアピールしようと道を塞ぐような形で通りすぎたりすることも逆効果になりやすいです。
こうなると「空気が読めない人」「しつこい人」と、マイナスの印象を抱かれてしまうので、加減やタイミングには気を配るべきですね。
あまりべたべたしたくないタイプの女性の場合は、その女性が本当に困っていそうなとき、人知れず悩んでいたり落ち込んだりしている時に、あまり人目につかないような状態で励ましてあげる、などといったふるまいがとても効果的ですよ。
それから。「露骨に嫌そうな態度を取られる」とか「近くに行くとあっちから距離を取られる」といった場合は、残念ながら脈なしで、効果が望めないでしょう。
そんな時は、単純接触効果を利用しよう!と思わずに、まずは普通の同僚として接していきましょう。ほかの恋も視野に入れつつ、同僚としてなるべく普通に接するように心がけていれば、案外、何かのきっかけで距離が近づく可能性もゼロではないですよ。
職場恋愛に関するアンケート結果をご紹介
最後に、2000人以上を対象にしたとあるアンケートにもとづいて、職場恋愛についてのプチ情報をお届けしようと思います。
まず社内恋愛をしたことのある人ですが、皆さん、どれくらいいると思いますか…?
答えは68.5%という結果!「結構いるんだな~」って感じませんか?
やはり社会人になると、「職場」が一つの出会いの場にもなってくるのでしょう。
また「付き合ったきっかけは何か?」という内容もありました。これ、結構気になる男性多いんじゃないでしょうか?
こちらは、
1位・・・なんとなく流れで(26%)
2位・・・飲み会(21%)
3位・・・食事を通じて(10%)
その他には、
〇同じ仕事をしていた
〇趣味が同じだった
〇送迎してたことがきっかけ
〇相談を聞いているうちに
などがありました。
それと、関係性についてですが、実際に付き合った相手が「同期」という人がダントツに多いようですね。
30.1%が同期。次に29.7%で上司ではない先輩という結果でした。
まとめ
あなたは女性とどんな関係性ですか?
そうした立場上の関係性も、社内恋愛では一つの重要要素と言えるのかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。